注目を集め始めているドバイのブロックチェーンプロジェクト

注目を集め始めているドバイのブロックチェーンプロジェクト


ドバイは2020年までに「ドバイ」2020年までに政府全文書をブロックチェーンにより、デジタル化することを目指している。また、「ドバイ・ブロックチェーン・ストラテジー」と名づけられたプロジェクトで、ドバイ全域をブロックチェーン化し、政府全文書のブロックチェーン化だけではなく、多岐にわたる分野で事業開発を進めるという野心的なプロジェクトである。

ドバイは産油国としてのイメージが先行しがちであるが、従来より石油に依存しない経済基盤の構築を目指してきており、金融、貿易、運輸、観光産業など経済開発を進めている。

以前は、ドバイショックのようなことはあったものの、ブロックチェーン技術を応用して産業基盤の構造改革を進めようとしているわけだ。

そういった背景を持つドバイであるが、先日、ビットコインで購入可能な不動産プロジェクトの発表があった。英マン島に本社を置くKnoxグループが発表した、住宅および商業開発のプロジェクトだ。開発総額は3億3000万ドルである。


40階×2建てのタワーマンションで、43.58sqのスタジオタイプは28.39BTC(9月7日現在)から購入可能だ。Bitpayで決済することができる。


ICOブームを背景にした不動産投資の誘致、と見ることもできるが、不動産購入の場合は投資運用という観点もあるため、このプロジェクト以降、ドバイブロックチェーンプロジェクトの顕在化がぞくぞくと見られるかもしれない。

なんにせよ、ドバイは世界一が好きな国なのだ。

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