ライトコインの開発者である、氏はライトコインのライトニングネットワーク上で、アトミックチェーンスワップのテストを行っているようだ。
I'm going to do an on-chain atomic swap of 1 LTC for 55 VTC with @jamesl22, lead dev of @Vertcoin. Will it work or will the it explode? 😂 https://t.co/AC0CqKHDbZ— Charlie Lee (@SatoshiLite) 2017年9月21日
テストでは1LCと55VTCがアトミックチェーンスワップで交換されたようだ。
It worked flawlessly! Thanks @jamesl22! https://t.co/iMd4n4rBYYhttps://t.co/VZE147Pphzhttps://t.co/5zZyauhZAzhttps://t.co/Agj5Nmyite https://t.co/Qh1yanVR8B— Charlie Lee (@SatoshiLite) 2017年9月21日
アトミックチェーンスワップ(またはアトミックスワップ)は、間に取引所を介さなくても、同時に仮想通貨を交換することができる技術。
現在の通常の交換取引では、相手方からコインを受け取ったことを確認してから自分の分を送る、ということが必要である。交換取引では、一時的にせよ自分の手からコインが離れて相手から送られるまでは、自分は交換対価を得ていない状態が生じる。
この交換の時に、もし相手側に悪意があれば、代わりのコインが送られてこなかったり、別のコインが送られてくる可能性がある。
アトミックチェーンスワップは、簡単に言えばブロックチェーンの交換技術の一つで、両者が同時にコインを手放し、かつ即座に同時に受け取ることができる技術である。
ライトコインでは、これまでライトニングネットワークで実証実験を行っており、異なるブロックチェーンであるVertcoinとのスワップに成功したことになる。
投資家は無意識かつ盲目的に取引所に信頼を寄せているが、仮想通貨の取引所の歴史はMt.Goxに代表されるように、様々な理由で常に閉鎖のリスクにさらされている。取引所には流動性を供給する機能と役割があるが、コイン同士の交換に限って言えばアトミックチェーンスワップ技術が普及することで、今後は取引所の存在意義が変わってくる可能性もあるだろう。
アトミックチェーンスワップは、ZCashもビットコインとの間で8月に試行している。