マイナー用のニーズ?入手困難が続くAMDの新Radeon GPU

マイナー用のニーズ?入手困難が続くAMD Radeon GPU

昨今の仮想通貨市場の高騰もあり、AMDのVega GPUシリーズの在庫が不足気味だ。AMDはベンダーの在庫を補充し続けるのが難しい状況が続いている。

新しいAMDのGPUチップシリーズは、以前のものよりもパッケージ歩留まり率が低いためこの不足は10月まで続く可能性があると報じられている。

AMD新シリーズのカードが入手出来る場合であっても、プレミアム価格での取引が行われており、AMDのGPUをゲームの目的で購入する顧客以外にも、暗号化通貨のマイニングにPCを利用するユーザーが増えているためで、市場での品薄が続いているのだ。

一方、AMDは現時点では仮想通貨マイニングに関する需要を長期的なものと見なしていないため、供給不足は解消しておらず品薄に拍車をかけている。(それでも、AMDはマイナー用のソフトウェア供給を行うなど、市場の動向を見極めようとしている。)

高騰する仮想通貨市場にあっては、大規模なマイナーグループの存在があり、個人ベースの小規模なシステムではメジャー通貨のマイニングでは収益を上げづらい。特に、電気料金の高い日本においては短期的に収益を上げることは事実上不可能だ。

ただし、まだ市場でメジャーになっていない、マイナー通貨のマイニングであれば、電気代は先行投資と捉えてマイニングを行ってみるのもいいかもしれない。勉強の為にマイニングしてみるのも面白いのではないだろうか?

特に投資を行うこともなく自分のPCのGPU余剰分を使ってマイニングを試してみるのであれば、マイナーゲートがオススメである。

自分のPCがゲーミング用のPCであったり、4K動画の編集をするようなハイスペックマシンであれば、試してみる価値はあるかもしれない。

将来的になマイナー通貨の値上がりを期待しながら、コインのマイニングにどの程度のマシンスペックが必要かがわかるだろう。


クラウドマイニングという方法もあるが、クラウドマイニング事業者はゴーイングコンサーンの懸念があるので投資回収は純粋なマーケットでの仮想通貨投資よりも不確実性は高い。


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