Mt.Gox(マウントゴックス)広報担当者がインタビューに応じる

Mt.Gox(マウントゴックス)は7日、システム上の問題から
「ビットコインの引き出し機能を停止する」との声明を公表。
これを受け、複数のメディアは同社がビットコインから
米ドルや日本円などへの換金を一時停止したため、
ビットコインの価格が大幅下落したと報じた。

このためか、Mt.Gox(マウントゴックス)のマイケル・ケファール広報担当は、
10日、一部メディアに対しインタビューに応じた。

同インタビュー報道によると、同氏はビットコインを現金に換えることは
現在も可能と発言。顧客の資産は保全されているとの認識を示した。
なお同社内のウォレット同士ではビットコインの取引は可能とのこと。

同報道によると、ケファール広報担当は「引き出し」という声明の
言葉が誤解を与え混乱が生じたようだと述べ、
コインの換金には問題は全くないと強調したらしい。

たしかにMt.Gox(マウントゴックス)でのビットコイン価格は
下落しているものの提示され続けており、同社内でのビットコイン
取引は以前と同様に行われていると推察される。

ただ、たとえ同社内でビットコインを現金に換えられたとしても
現金を指定銀行口座に送金するには、これまでと同様に数日以上の
時間を要するのだから、実際に現金が振り込まれるまでは
現金が凍結されていることに変わりはない。

なお、Mt.Gox(マウントゴックス)は10日夕方、、
「マウント・ゴックスの顧客とビットコイナーズの皆様へ」と題する
声明(リリース)を公表。
ビットコイン日本円、ユーロなどへの換金は可能だと強調した。
また、コインの他の口座への送受信の再開については
「顧客へのベストのサービス」が可能になり次第行うと述べ、時期は明示しなかった。
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