香港の新取引所、中国本土の顧客を歓迎の意向

新しい香港のビットコイン取引所であるHKCexは、地元の投資家から$2million(約2億600万円)の投資を受けて開始される予定。HKCexは資金の出元は、「民間の金融機関から」と述べている。

HKCexの最高責任者であるPheng Cheahは、「HKCexは中国本土の顧客が口座を解説し、本土の銀行口座からの送金を受け入れることができる。」と述べている。

また、HKCexでは顧客がPayPalのゲートウェーを使用したクレジットカードで資金の預入と引出しが可能であるとしている。ただし、これにはPayPalからのトランザクション処理のため、口座開設にあたり承認が必要である模様だ。

新しいサービスは2014年3月1日にサービスを開始する予定であり、1ヶ月以内に他の暗号通貨であるlitecoinや、PPcoin、Novacoin、Namecoinやaltcoinも取引ができるように計画を進めている。

先日もBTCチャイナが顧客の資金預入を再開したり、また香港ではビットコインのATM設置計画が進んでいる状況もあり、規制当局との調整がつけば、改めてビットコインへのチャイナマネーの流入が再加速するかもしれない。

また、香港は国際金融市場としてもNYにつぐ世界屈指の都市であることから、この状況にシンガポール等の金融都市も追随してくる可能性があるだろう。
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