オーストラリア政府、暗号通貨類の二重課税問題を解消

オーストラリア政府、暗号通貨類の二重課税問題を解消

オーストラリア政府は、Bitcoinと他の暗号通貨に対し、消費税に関する二重課税を事実上撤廃する法案を提出したようだ。この法案によって、オーストラリアでのビットコインや他の暗号通貨の購入において消費税が発生することはなくなる。

先週、オーストラリア政府は法案を改正し、これまで課税対象となる貨幣を購入する際の二重課税を廃止し、ビットコインと他の暗号通貨を課税対象とすることを免除した。

オーストラリア政府のこの決定は、暗号通貨コミュニティーにおけるデジタル・スペースでのビジネスを育成する意向を示している。これまでは、デジタル通貨を使用している消費者は、デジタル通貨を購入すると消費税が課税され、その後、商品やサービスの購入においても課税されていた。

今回の法案によりオーストラリア政府は、一般消費税(GST)が2回支払われないことを確認する計画を明らかにし、2017年7月1日以降、デジタル通貨の購入はもはやGSTの対象にはならず、デジタル通貨はGST目的のためのお金のように扱うことができるようになるとしている。

日本においても、改正資金決済法により消費税は既に課税されていない。 最近は規制側のニュースが多かったが、一定の規制により法律の枠組みで規定するという流れもあり、各国での取扱に違いが出始めている状況だ。
 



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